お客様各位

チューリップ試験栽培の生育状況について途中報告いたします。

用土 : BVB(調整ピート)40%、真土(田んぼの土)40%、ココピート20%
  ※表面に1cm厚程度の川砂
定植方法 : 幅1.2m×奥行き1.0m×深さ0.1mの木箱を使用
   ※1箱につき、4品種約50球ずつ定植(下図参照)

栽培履歴:

    WK49   WK51
12/8   定植   定植
12/8   屋外にて自然冷蔵   屋外にて自然冷蔵
12/13   ハウス内へ移動    
12/20   10℃で加温   ハウス内へ移動
1/5   温度変更:14℃    
1/10       温度変更:10℃
1/17   温度変更:12℃    
         
2月上旬   早生品種開花予定    
2月中旬   中世品種開花予定    
2月下旬   晩生品種開花予定   早生品種開花予定
3月上旬       中世品種開花予定
3月中旬       晩生品種開花予定

※開花時期はあくまで予定ですので、詳細はお問い合わせください。

現在のWK49生育状況① 現在のWK49生育状況②

皆様、ここ数日の降雪でさぞ難儀されていることと思います。

試験栽培を行っております中山農場でも、栽培管理をしつつも除雪作業に追われていました。
ニュースなどを見ますと、インフルエンザが流行り始めたということも言われておりますし、
寒気ももう少し続くようです。
さらには、真っ昼間もゴウゴウとうなりをあげる加温器にさらに背筋を寒くさせられますが、
それでも、皆様方とともに是非とも健康でこの冬を乗り切っていきたいと思っております。
そして、この試験栽培も失敗なく開花までもっていきたいものです。

さて、WK49の球根は写真にある通り、幾つかの品種はだいぶ生育が進んでまいりましたが、
その反面、晩生であろう品種には、ようやく芽が出てき始めたのもあります。
これほどまでに生育速度に差が出てくると、温度管理に頭を悩ませるところです。
ただ、植え付け後のカビの発生などは今のところほとんど無いようです。

先ほどの栽培履歴表にも載せましたが、最速の品種で2月のあたまには開花を迎えるであろうと、
今のところ予測しております。

ご質問等ございましたら、何なりとお問い合わせください。

管理担当 : 片岡靖志