(300) モンゴル日記(26)

モンゴル日記

モンゴル日記

【明け方のUFO?】

 写真は、ウランバートルの定宿「パレスホテル」の部屋の窓から写したものだ。早朝の風景を撮ろうと、何気なくシャッターを押した。

 ところが、ンッ?中央の建物の右横に見えるのは何だ。二つの物体が浮かんでいる。すぐさまメガネを取り出し、拡大モードで撮りなおした(下の写真)。まさかUFOでは・・・?

 うーん、どう見ても山や丘陵の頭とも違う。やはり浮かんでいる。けれど、単純に二つの雲とも思えない。やっぱり二つのUFOで、どちらかが母船で片方を引っ張っているような感じもする。モンゴルなら、UFOが現れても何となく納得できるもの。

 ほどなく夜が明け、その二つの浮遊物体はまぶしさの中で見えなくなった。・・・何だったのだろう?しかし、今日はBさんのお迎えが9時だから、さっそく体操を済ましてシャワーを浴びよう。そして、近ごろは好みの料理も出るようになったホテルの朝食もとろう。こうして、謎の浮遊物体のことはすっかり忘れてしまった。

 ところで滞在期間中、日中の気温ではウランバートルは新潟と変わらなかった。というより、新潟は4月もそうだったし5月に入ってもそうだが、例年より低温である。だから、昼間は晴れて日差しが強くなり、風もほとんど吹かないウランバートルは、現在の新潟より暖かいと感じた。

 そのせいか 下着の話で恐縮だが、モンゴルに行くのに穿いていった半長ズボン下を、暑いので滞在2日目に脱いだ。そうして、こちらに戻って来てから、再び穿いている。

UFOだったとしても 日々好日、日々感謝。 (K.M)