【ウランバートル生活 二日目の朝】
写真上は部屋のキッチン周辺である。テーブルとイス・冷蔵庫・流し・収納棚などはすべて、合弁会社のパートナーD社長のプレゼントなのだ。まったく恐縮してしまった。
ところで 自分の部屋にはじめて泊まった。寝るための環境がまだ整ってはいなかったが。カーペットとふとん類は買って持ち帰ったが、ベッドがまだ届いていない。また 窓のカーテンについては、レールがまだないから使えない。けれど、カーッペトの上にふとんを敷いて寝ることにした。
救いは部屋の暖房だった。全戸に供給される温水暖房によって、室温はいつも23℃前後に保たれている。そして、床は冷たくなかった。それが大きな理由か、よく眠れた!
ただし、快眠のためには写真下の「睡眠薬」の助けが少し必要だった。けれど、この薬品のふたを開けるのにひと苦労。ビールの栓抜きがなかったのだ。親友Bさんの差し入れ〝ゴールデン・ゴビ〟が、目の前に4本並んでいるのに・・・どうやって開けようか?部屋を行ったり来たりした。
目にとまったのが、マイナスのドライバー。工事関係者が忘れていったのか、テーブルの隅に置いてあった。そうだ、これだ!そのドライバーの先っちょで、栓のまわり3,4ヶ所を必死でこじ開け・・・おおっ、王冠が外れた!飲みたい一心、栓をもあける。
結局、休肝日が一日もなかった今回の滞在だった。 日々好日、日々飲酒。 (K.M)