(361) モンゴル日記(76)

モンゴル日記 クリスマス

モンゴル日記 クリスマス

【ウランバートルのクリスマス】

 チベット仏教のこの国で、クリスマスの装いがあちこちで見られるなんて想像しなかった。12月にモンゴルを訪れたのは初めてなのだ。街の至るところに、クリスマスがあふれている!デパートやホテル,一流店舗やレストランの屋内・外にはたいていディスプレイが施されていた。

 さらに驚いたのは、ソヨーチ社グループのガーデンセンターや園芸売店も、クリスマス・モードなのだ。そこには飾りつけられた人工針葉樹や、さまざまなオーナメントがたくさん商品として置かれている!売り場の80%から90%が、これらで占められていた。だから この時期、ソヨーチ・グループのいずれの店でも、生きた植物は2,3割くらいしか置いていない。切り花はともかく、鉢物などは店によっては1割もないようだった。

 ところで、写真上は「マルコポーロ」というイタリアン・レストランである。ここは筆者も親友Bさんも気に入っていて、滞在中は必ず1,2度は訪れる。ここのクリスマス装飾はちょっと見では気づかなかったが、イスに座りよーく目を凝らすと、どうしてどうして 念を入れた飾り付けがなされていた。

 また写真下は、建物の文字と飾り付けのセンスを見れば、お分かりになるだろう。ディオールである。控えめなのだが、さすがと感じさせる。

モンゴルでもクリスマスは宗教的な意味はなさそうで、有望なモノ日?! 日々好日、日々感謝。 (K.M)