(406) モンゴル日記(121)

 

【北京だより ⑨】

 写真左は、宿泊したホテル近くの街なみである。時間は夕方で、人々の行き来も増えてきた。ガイドブックも地図も持ちあわせていなかったので、ここが北京のどのあたりかは見当がつかなかった。ウィキペディアによれば、北京市の広さは日本の四国ほどだという。でも、中心部らしいことだけはしだいに分かってきた。それは周辺道路の状況・規模、近辺の建築物とその種類と密度、クルマの通行量や人通りの量・・・などからだ。

 また 写真右のユニクロもそう思わせた。ホテルの近くに建つデパートの中に、この店舗があった。そして結局、ここで半袖シャツなどを買うことになった。なぜなら 滞在した2日間は5月とはいえ、とても暑かったのだ。

 「北京は暑いようですよ」。T嬢のアドバイスもあり、半袖シャツ一着だけはウランバートルから用意した。けれど 昼間はだいぶ汗をかき、2日目も同じシャツを着ようとは思わなかった。それで たまたま発見したユニクロに寄ったのだ。結局、あれこれ3点ほど買い込む。

 ところで このユニクロはなかなか賑わっていた。やはり客は若い人たちが多かった。女性客も少なくなかったが、中には母親らしき女性と連れ立ってきた青年もいた。うーん、やはり「一人っ子政策」の歪みだろうか・・・異国のオジサンは勝手に思ってしまった。

北京ではPM2.5は免れたものの、暑かった。日々猛暑、日々多汗。 (K.M)