(669) モンゴル日記(384)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて132 】

 写真上・下は林の中だ。後ろからやって来た他のグループに先を譲り、マイペースで進む筆者たちである。この林の中では、2つのグループが追い越していった。中にはアメリカのピックアップ型トラックのようなSUVも通過して行った(写真上)。

 その荷台にはいろんなモノが積まれていたようだ。けれど,カバーに覆われていて中身は分からなかった。面白かったのはその他に、キャビンの屋根や荷台との間にも様々な道具(キャンプ用品や何かのカバンなど)が載せられていたことだ。またこの車にも国旗ではなかったが、何かの旗が掲げられていた。とにかく外観が賑やかな車体で、”満艦飾”のオフロード車だった。

 ところで,しばらく経ってもT氏のプラドとJ氏のレクサスが来なかった。その2台はわがXトレイルの後ろにさっきまで続いていたはず。それで前を行くBa氏と共にクルマを止め、彼とB氏,筆者の3人で進んできた道を戻る。

 そうしたら,あまり歩かないうちにプラドが止まっていた。小さな峠のような岩混じりの所で、どうやら後輪が岩に乗り上げたような状態だった。それで動けなかったらしい。

 結局,筆者も加えた男連中4人がプラドを後ろから強力に押した。それで幸いにも1回で脱出!その後,プラドの後ろに控えていたJ氏のレクサスは、難なく乗り越えてきた。

 今のところ大事なし、小事で済んでいる。 (K.M)