イノシシの習性について、筆者はこれまであまり知らなかった。しかし最近あちこちで、彼らの行動に関する興味深い“ある事”を耳にした。それはイノシシは体形上、積雪地にはなかなか進出できないという説である。つまりイノシシは足が短く、雪深い地域では行動しにくい。それで、餌を得るにも苦労する。だから、積雪地にはなかなか進出(北上)して来ない、というものである。
この話、身近な所だけでなく、イノシシ被害が絶えない県外の山間の地でも耳にした。そうした場所で農業や花卉栽培を営む人たちからである。昨年だけでも岐阜県,兵庫県,岡山県の方々から聞いた。だから、どうやら信じるに足る説らしい、本当らしい。
イノシシには悪いが、あの短足で雪の中で苦労する姿がすぐイメージできる。足が短いだけでなく、あの腹もつかえるだろう。なるほど、そうかも知れないなと思ってしまう。説得力があるのである。 ところで積雪地で雪が多く積もった場合には、こうした事も当てはまるのだろう。けれど積雪が少ない、あるいは無い場合には、彼らもしだいに入り込んで来るらしい。新潟県内で言えば、最近は県北部の村上市でも行動が確認されているとのこと。また、念のためにインターネットを調べてみたら、ウィキペディアにも彼らの積雪地苦手説と近年の積雪地進出については記されていた。
しかしこの話、筆者のような短足・猪首の者には、イノシシに対して同情を禁じえないところもある。
日々好日、日々感謝。 (E.O)
