モンゴルを訪ねると、いつも寄る場所がある。「ザイサンの丘」(ザイサン・トルゴイ)である。ウランバートルの南にあって市街地を俯瞰することができ、眺望がすばらしい。また、その西側にはなぜか金色の大仏様が建てられている。そのせいか、いつも観光客が絶えない。
写真はそのザイサンの丘の中腹(踊り場)から撮影したものだ。中央の茶色っぽいゾーンと、その下の白い部分はセルベ川である。その白い帯はまだ氷っている川面なのだ。やや手前部分は、また新しいマンション群でも建つのだろうか。
一方、手前には白い台座の上に旧ソ連軍の戦車が展示されている。筆者などは違和感と共に興味も抱く。ウラジオストク市内でもこうした兵器の展示は目撃しているから、旧社会主義国の人にすれば普通のことなのだろうか。
ウランバートルでは年々ビルが増えてきている。この写真ではなかなか確認できないが、市内のあちこちで建築用クレーンが動いている。また、この丘の近くまで新築マンションが迫ってきている。こんな事は2009年の最初の訪問のときには無かった。
丘の頂上にあるモニュメントについては、ここでは触れない。一回行けば沢山だし、頂上に辿り着くには階段をかなり上らなくてはならない。中腹でも眺望は決して悪くないのだ。だいいち、この写真がそうなのだから。180度にわたって街を一望できる。ウランバートルの拡大と発展が実感できる丘である。
モンゴルでも日々好日、日々感謝。 (E.O)
