この地域で花卉園芸が盛んとはいえ、ビニールハウスや温室ばかりではない。田んぼもあちこちにあり、春耕が始まっている。そして、その様相がだいぶ変わって来ていることに気づいた。とりわけ近年の「畦塗り」にはたまげた。スグレモノの機械によって、見る見るうちに畦が整形されていく。興味を覚え、後学のためにもその“畦塗り機”の作業を見学させてもらった。
実家が農家ではなかったので、水田稲作については知識をほとんど持たない。そこで、花卉園芸も稲作もやっている篤農家Hさんから、いろいろお聞きした。かつて畦塗りは大変な作業だったこと。それが15年か20年前くらいに最初の畦塗り機が出現し、機械化されてとても楽になったこと。だから当時は画期的だったこと・・・など。
けれど、最近の第二世代ともいうべき畦塗り機は、いっそう画期的なのだそうだ。旧式機としくみが違い、故障もはるかに少ないという。また、この新型機にかかれば、2反田でも10分か15分で作業を済ますという。昔なら屈強な大人でも、クワを用いて1日がかりの仕事だったらしい。ところで、この畦塗り機、トラクター後部にアタッチメントとして取り付ける。価格が80万くらいはするらしいので、何人かで共同購入したのだそうだ。
機械によってしっかりとスッキリと、それも短時間でみごとに畦の直線が作られていく。見学しながらその仕事ぶりに感心し、感動めいた気持ちすら湧いてきた。
日々好日、日々感謝。今回はとくにHさんに深謝、深謝。 (E.O)

