画面奥に見える白雪の高山は、飯豊連峰の南側である。手前の清流は阿賀野川の上流部だ。まさに山紫水明の景観である。
撮影地は前回と同じく、東蒲原郡阿賀町(今回は旧鹿瀬町地内)である。麒麟山温泉に通じるトンネルの出口付近から撮った。
飯豊連峰の姿は子供の頃から親しんでいた。県外に出るまでは、実家の側の小阿賀野川の堤防から五頭連峰越しに望めた。(なお小阿賀野川は阿賀野川と信濃川を結ぶ川で、運河だと言われている)。また現在は(130)号で書いたように、越後山脈の一番奥に眺めることができる。四季折々、飯豊連峰は越後平野の景観になくてはならない存在なのだ。
ところで 若いとき、とくに高校を中退して働いていた18,19歳の頃に、越後山脈の高くない山はいくつか登った。前の(131)号で記載した御神楽岳をはじめ、弥彦山,角田山,五頭山,白山,守門岳,浅草岳、そしてこの飯豊連峰の前衛峰と呼ばれる二王子岳にも登った。二王子には3回ほど行っている。
しかし 飯豊には何度か登ろうと思った。単独で2回試みたこともあったが、いずれも途中で引き返した。結局果たせず、今に至っている。どのコースをとっても稜線に出るまでは7,8時間は要するようだ。だから生半可な知識や装備、気持ちでは挑めない山であり、必ず経験者に同行してもらわねばならないと考えていた。
所帯を持ってからは、配偶者から「安心できないから」と単独行を止めるよう求められた。それで20年前くらいだろうか、巻機山を最後に山登りはしていない。
低い山でも頂上に立てば 日々好日、日々感謝。たまには登ってみたいんだわなァ・・・。 (E.O)
