(165) 3月のウランバートルで④

モン鉢植え防寒

モン鉢植え防寒

【鉢植えの防寒対策】

 写真の観葉植物はカラテアと思われる。その鉢植えをお客さんが持ち帰る際、防寒のために包んでいる場面である。2,3人の女性店員さんが、表面に銀紙が貼られた薄い発砲スチロール状のシートでくるんでしまうのだ。次から次へと、手際よくこなしていくのである。

 これは展示会の会場となったソヨーチ・ガーデンセンターの出入り口に設けられていた。冬場だけの特設コーナーのようだ。どうやら希望者にはどんなものでも、こうした防寒サービスを行っているらしい。たいていの人たちが依頼するようだ。中には花束を頼む人もいた。また、何もしてもらわないで小鉢を抱えて駐車場のクルマへと急ぐ女性もいた。

 まだ戸外は日中でも0℃を上まわることが少ないこの時期である。鉢植えなどを買って家に持ち帰る際、それを保護するために何かするのだろうなとは思っていた。それが一目で分かる場面に出くわしたのだ。

 そう言えば、以前からそんな事を親友Bさんに話していた。だからだろう、彼が「シャチョー、あったヨ,あったヨ。」と、このコーナーまで引っ張ってきた。しかし、最初は何があったのか分からなかったが、この場面を見て合点した。植物をいたわる心づかいである。

 このソヨーチ・ガーデンセンターを経営するエヘガザル社のD社長が、以前から語っていた。1月,2月は花が売れないと。気温が-30℃,40℃といった厳冬期には、きっとこうした防寒対策を施しても持たないのだろう。

植物をいたわる心があって 日々好日、日々感謝。 (E.O)