【地面の白波】
これはソヨーチの農場で、砂地部分に一面に形成された氷結群だ。これを表わす適切な言葉を知らないが、ちょうど白波のようにも見える。大きさは数cmから十数cmくらいである。繋がっているものも多い。
こんな風景は初めて目にした。じっくり眺めていると、なかなか美しい。見飽きないが、まだ寒さ厳しく長くは見ていられない。
時期は3月上旬である。氷点下40℃や30℃の世界ではなくなったものの、夜間はまだ-10℃以下になることが多い。日中でもプラスの気温に達することは少ない。
この農場はウランバートル郊外にある。人の出入りがそうあるわけでなく、限られた関係者が行き来するだけだ。その人たちも既にできた踏み跡をたどり、普通このような砂地には足を踏み入れない。この時期になると、地面にはパウダースノーが無くなっている。その代わりこうした氷の波が出現し、場所によっては壊れずに残るのだろうか。
今回は農場を2度ほど訪れた。みんなに可愛がられていて、以前紹介した猫のモラーの姿も見かけた。元気で相変わらずマイペースだったが、1月よりは外出していたようだ。まだまだ寒いのに、いったいどこに出かけているのだろう。
農場の人たちとは、もう顔見知りになった。だから「サンベノー」(お早うございます,こんにちは)と挨拶すると、何人かが笑顔を添えて返してくれる。申し訳なかったが、今回は持ち物が多くて、彼らへのおみやげは持参できなかった。次回は絶対持って行こう。
農場では何か発見があり 日々好日、日々感謝。 (E.O)
