(241) 初雪と紅葉

上川の初雪

 山里の晩秋の風景である。場所は東蒲原郡、今月上旬の写真だ。奥の山で頂上のすぐ下の斜面が、部分的に白くなっている。おそらく初雪だろう。また 手前の山では、遅まきながら落葉樹の葉が色づいてきた。集落の前で大きく曲がる清流は常浪川(とこなみがわ)である。阿賀野川に注ぐ支流の一つだ。こうした山あいの地では、まもなく長い冬を迎える。

 ここにはゴルフ場からの帰りに通った。といっても、 昼間のプレイには参加せず、そのクラブハウスでの表彰式・懇親会に加わった。当然、その晩はそこに宿泊となったが、還暦を迎えた仲間たちは遅くまで賑やかだった。

 その帰り道、急に御神楽岳(みかぐらだけ 1,387m)を間近で見たくなった。それはこの地域の最高峰であり、新潟・福島の分水嶺でもある。以前にも紹介したが、「下越の谷川岳」とも呼ばれ、切り立つ大岩壁や痩せ尾根を有する。高校時代、緊張しながら一度だけ登った印象深い山だ。

 それで、登山道に通じる道路を進んで行った。最奥の集落が過ぎたら、ほどなく舗装が終わった。その上、人があまり通らないせいか、道が低木や草で蔽われてきた。また、至る所に「熊出没!」の立札である。もし難に出会うと、皆に迷惑をかける・・・そう考え、引き返した。

 その帰路、道路から見えた山の白い薄化粧に目が留まった。それで車を止め、撮影をしたというわけだ。ここを後にして、眺望のよい場所で振り返ると、御神楽岳はもう六合目くらいから白くなっていた。

今朝は冷え込んだ!5℃を下回ったもの。だけど 日々好日、日々感謝。 (E.O)