【 エグ川にて~4 】
妙な組み合わせになった。陸生植物と水生植物である。別に意図はなく、写真整理の都合上こうなった。
まず写真左の植物はカンゾウなどの仲間、つまりヘメロカリス類と思われる。やはり斜面の所々で咲いていた。群落のようなものは無かったが、狭い範囲に十数株が点在していた所はあった。これらは一日花とも言われるが、ちょうど開花期に当ったのだろう。でも左の写真の後ろには、もう咲き終わった花も見える。やはり前回紹介した植物のように、斜面の下の方に多かった。そして、その多くが枯草の間で生育していた。乾燥防止を図るためか。
次に写真右の植物。日本のバイカモによく似ている。これらは岸辺の入り江的なスポットや、浅くて流れの弱い場所で確認できた。たいてい小群落を構成し、水面に可憐な花をたくさん浮かせていた。
ところで これらバイカモの生育場所は、冬なら-40℃以下にはなる場所だ。岸辺ではたぶん水面が凍るだろう。そうしたところで生き抜いているのだから、強い耐寒性は持っているはず。それによく言われるように、これは水質が良くなければ生育できない。見た目にも、エグの川水はきれいだった。モンゴル側メンバーはもちろん、筆者を除く日本側の若者3人も、後半ときどきその川水を飲んでいた。幸い何とも無かったようだが。
釣りもいいけれど、野の花の観賞もやっぱりいいものだ。日々好日、日々感謝。 (K.M)

