(539) モンゴル日記(254)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて 2 】

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 写真はウランバートルの敷地の広いガソリンスタンド。上の写真で、価格表示灯の左側にある数字はオクタン価らしい。その右側に価格が書いてある。日本にはない表示法だ。そのオクタン価の数字を係に告げ、給油してもらうという仕組みらしい。

 ここで友人J氏が愛車レクサスに給油した。彼とはこれからズーッと一緒だ。時刻は朝の6時半。まだうす暗かったが、給油機の前には何台か乗用車などが並んでいた。ナーダム(日本のお盆のような夏休み)で、遠出する人たちが早朝から動き出していたようだ。

 参考までに今回の旅のメンバーと車種を記す。まず筆者が乗せてもらったXトレイル(ニッサン)。親友B氏のマイカーで彼が運転。そして上記のJ氏一家が乗るレクサス(トヨタ)。また後で合流するT氏一家はプラド(トヨタ)、Ba氏一家はランドクルーザー(トヨタ)。ぜんぶ日本車で、オフロードタイプの車だった。(B氏には失礼だが、Xトレイルはその性能がちょっと小さかったかも?!。)

 しかし,これらのクルマでなければ目的地までの1,100kmを走破できなかっただろう。そのうちの後半320kmは無舗装で、凸凹あり,ぬかるみあり,小川あり,岩が露出した山道ありだった。しまいには日が変わってしまい、そんな悪路を夜中に走行した!!

ハンドルを握ることはなかったが、緊張の連続!! でも日々安全、日々感謝。 (K.M)

 

(538) モンゴル日記(253)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて 1 】

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 実は夕べ(7月20日)モンゴルから帰国したところです。今回はけっこう疲れた16日間の滞在でした。なぜなら,そのうちの9日間は北モンゴル最奥部ともいうべき地域に出かけたからです。そこはフブスグル県レンチンルフンブ村という風光明媚の場所でした。

 ですが,そこにたどり着くのに一苦労、帰りも楽ではありませんでした。けれど,得たものは多く充実した旅でした。草原の花々から人々の暮らしぶりまで、これまで見たことのなかったモンゴルにも触れました。このシリーズでは、その旅を語っていきたいと思います。

               *          *          *

 さて写真左は,そのレンチンルフンブ村で宿泊したツーリストキャンプから、いつも望んだ山岳風景である。残雪を筋状に示し、晴れた日には朝と夜とで違った表情を見せてくれた。もっとも夜といっても、午後11時頃にならないと暗くならなかったが。そして,これらの山々の向こう側はもうロシア領だという。

 また写真右は、滞在中に近くの山の中で出くわした野草である。トリカブトの仲間か,デルフィニュームの仲間か?と思われるが、その判定は後日にしよう。それはともかく、花色が鮮やかで茎の上部が紺色をしていた。印象深い花のひとつだった。

北モンゴルの奥地でも 日々好日、日々感謝。 (K.M)

(537) モンゴル日記(252)

【 中国からの輸入品 ② 】

 

 この写真の鉢物も社員のT嬢が中国から仕入れたものだ。左は五色トウガラシ。これは以前,中国に視察に出かけたときにすでに市場で見かけた。

 ところで,その中国行きのことについて少し書く。2014年5月12,13日の1泊2日、パートナーのD社長,社員のT嬢それに筆者の3人で北京に行って来た。筆者は日本から向かったものではなく、ちょうどモンゴル滞在中で、そのときにD社長から突然 提案された。

 日本への帰国はまだ日があった。それに2日間の旅程だったので、入国許可等で問題がなければ、そのお誘いに乗ることにした。中国視察をするのは、1999年の昆明花博以来だった。だから,中国の花産業の現況を見たいという思いもあった。それで強行軍だったが、出かけた。その結果,多くの情報を得てきたし、輸入システムもつくってきた。とは言え、その骨組みはD社長が長年にわたって築いてきたものだった。

 さて右はハツユキカズラである。これにはちょっと驚いた。なぜならこれは,その北京視察の際には1鉢も目にしなかったからだ。だから、その後に本格的な生産・流通が始められたと考えられる。まァ丈夫な植物だから、栽培しやすいこともあるのだろうが。

(※定例公開日が遅れました。実はこの10日から出かけた北モンゴルより、さっき戻ってきたばかりなのです!!)

北モンゴルでは 日々おどろき、日々感謝。 (K.M)

(536) モンゴル日記(251)

【 中国からの輸入品 ① 】

 

 フジガーデンは日本産の花卉を栽培し販売するのを基本にしている。その方針は6月頃までは通せる。けれど,7月以降はそれが難しくなってくる。つまり実際のところ、日本産以外の植物を扱わなくてはならなくなる。

 その理由は、日本からの植物の輸出適期が冬から春にかけてだけ、だからだ。植物が休眠状態のときに動かすわけで、根洗いをし植物防疫所の検査を経て、航空貨物として輸出先のフジガーデン側に渡す。この時期ならば、このプロセスで10日ほどかかってもほぼ大丈夫だった。多くの輸出植物が何とか持った。

 経験的には4月初旬までならば、何とか輸出(輸入)できる。そして、これらの輸入した植物をウランバートルの越冬温室で数ヶ月間 栽培し、商品に仕立てる。それが6月頃までなのだ。

 だから前述したように7月以降になると、そうはいかなくなる。この時期になると、やはり中国産の鉢物に目が向く。その中国産鉢物は近ごろ価格が安いというだけではない。その植物の多様さ,品質の確かさといった点でも、以前のイメージを払拭している。また,手続きや輸送の面でも利用しやすい。

 写真はいずれも社員のT嬢が北京に出かけ、仕入れてきた植物なのだ。写真左はハッカと思われる。写真右は「黄金柏」と札も付いており、カシワ類なのだろう。

何とか工夫をしながら、日本産を少しでも増やしていこう。 日々考日、日々観察。 (K.M)