(542) モンゴル日記(257)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて 5 】

20160730-03

20160730-04

 この国では放牧された家畜があちこちにいる。ガソリンスタンドの前であろうと、草が生えていればやって来る。また広い草地が道路で分断されていても、片側を食べ尽くすと反対側に移動する。その時,彼らは左右をよく見て道路横断するということはまずない。しかし,モンゴルの人たちはこうした動物たちの行動に慣れていて、鷹揚に接する。

 上の写真はモンゴル第二の都市エルデネトの市街地に入る前、立ち寄ったガソリンスタンドである。ここで4台とも給油。そこにいた牛は3頭のグループで、まだ若そうな体つきだった。一心に草を食べ、カメラを構えた筆者なぞモー気にしないようす。店の人も彼らにはまったく注意を払わない。

 下の写真は、その給油後まもなく遭遇した場面だ。横断は終わり頃だったようだが、牛の大きな群れが道路を横ぎっていた。しょうがないから、両車線のクルマは一時停止。右側のクルマはT氏一家が乗るランドクルーザー”プラド”だった。

 T氏もやはり、クラクションも鳴らさずに彼らが通り過ぎるのを待っていた。失礼ながら、連想した・・・彼を放牧の家畜に例えると,何だろう。T氏の風貌や受ける感じからすると、彼は牛だろう,いやいやヤクかなぁ。

モンゴルの人々はクルマに乗ると、家畜にはやさしく接する。けれど,街なかではあのシビアな運転ぶりとなる。ときどき不思議、ときどき理解不能。           (K.M)

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