【 北モンゴル最奥部を訪ねて 11 】
フタコブラクダと別れ、いよいよ舗装道路から外れる。反対側の草原では、アザミのような花が筆者たちを見送るように咲いていた。(写真上)
4台のクルマは山と湖に囲まれた草原のオフロードに突入していく(写真下)。クルマは先頭を進む”隊長”Ba氏のランドクルーザーだ。彼は釣りの関係でモンゴル中に出かける。だから,こうしたオフロードはお手のもの。今回のルートも詳細は彼しか知らないとのこと。そうした事情もあり、彼に先頭を走ってもらったようだ。
最初のうちは路面の凸凹や水たまりもひどくなかった。だから、「大したことないじゃない。それより湖は見えるし、草原もきれいだし」、などとノンビリ構えていた。
が、それは甘かった。しだいに路面状態は悪くなっていく。それに,先頭のBa氏は凸凹があってもあまり速度を落とさない。その先頭車に遅れまいと、こちらもスピードを落とさずに突っ込んでいく。だから,時々ひどい上・下動が車体を襲う。シートベルトをしていても、その度にどこかに掴まっていないと、体が浮いた。また頭を天井にぶつけたことも一度ではなかった。
ところでB氏の話によれば、Ba氏はモンゴルの釣り界では今や有名らしい。それで弟子が何人もいるという。今回はその中の一番弟子の若者を同行させていた。
Xトレイルは車体から様々な音を発してきた!時々きしみ、時々うめき。 (K.M)

