(511) モンゴル日記(226)

【 エグ川にて~22 】

 

 この2枚の写真も,次の号の写真も、Kt君のフライ・フィッシングのようすである。写真左はタフト川との合流点付近で、川幅のひろーい場所だ。これくらいならばモンゴルでは大河かも知れない。

 釣りをせずとも、この辺の浅瀬で足を水につけているだけでも気持ちがいい。ゆるやかな川風が吹いて来るし、周囲の眺めもよい。前号のように足もとを幼魚も通って行く。と,上流では夜釣りに備えてか、Kt君が練習がてら?!、しばし美技を披露していた。だいたいフライ・フィッシングをこれまで知らず、恥ずかしながら今回初めて実演を見た。

 巧みな竿づかいも見せながら、釣り糸を空中で弧を描くようにして、フライを目的の場所に落とす。すると,ほどなく魚が食いつき、写真右のような釣果となる。この釣った魚はレノックだが、筆者が撮影をするとすぐ川に戻す。投げる,釣り上げる,針を外す,逃がす。この繰り返しだった。大物はなかったが、とにかく彼はよく釣った。しかし、全部このようにレノックだった。

 実は、この妙技を見る前に筆者はT氏などの勧めもあって、この後半の釣り場で1時間ほど竿を握った。しかし、結局は一匹も喰いつかなかった。それで気分転換も兼ね、川べりを散歩し出した。そこで上流にいた彼に出会ったのた。

彼に刺激を受けて再び釣り糸を垂らしてみたが、結局 釣果は0だった。 でも 日々好日、日々感謝。 (K.M)