(532) モンゴル日記(247)

【 婦人デー以後 ② 】

 

 以前,モンゴルの親友B氏が、「モンゴルにも桜があるんですよ」と言っていた。その時は「ほんとですか・・・?!」と、疑った。サクラについて、筆者は多くの知識を持っていない。しかし,1月にはマイナス40℃になることもある寒さ厳しいモンゴルで、サクラが咲くなんて信じられない。その頃はそう考えていた。

 ところがその後,現物を見る機会があった。それはウランバートルの緑地の一角に植わっていた。花そのものは八重ザクラに近いが、姿カタチが大きく違う。まず高木ではない。株立ち状になった低木なのだ。まさに上の写真の通り。日本人がふつう抱く桜のイメージとはかけ離れている。広く言うと、サクラの仲間かも知れないが・・・ひょっとしたらニワウメとか、そうした種類かも知れない・・・。

 それで帰国してから、いつものようにO先生にお聞きした。「写真で見る限り、ニワザクラの仲間でしょうねェ」。筆者の推測が大きく外れてはいなかったようだ。文献によれば、ニワザクラ Prunus glandulosa はニワウメ Prunus japonica と近縁だという。そして、その原産地は中国中部,北部という。これならあり得る。

掲げた左右の写真とも、そのニワザクラと思われる。花は八重で色は白かピンクだから、たぶんそうだろう。

上の写真は,親友B氏が5月に送って来たものだ。日々桜日、日々感謝。 (K.M)