当社「中山農場」の東温室の中で、今年も3ヶ月間にわたってユリの試験栽培を実施した。栽培場所の保温カーテンを開けて中に入ると、ユリの独特の香りが漂ってくる。
写真はその開花期の風景である。足を踏み入れて歩き回ると、まるで“ユリの藪”をかき分けて行くような感じすらした。写真下は品種データが記してある標示板を列ごとに立ててある様子である。
上の写真で右上に見える赤い円筒形のモノは、昨年導入した木質ペレットストーブである。CO2削減に少しでも寄与しようと、他の4同業者と共に市の応援も頂きながら、使用を始めた。また、この事業には音楽家=坂本龍一氏が代表になっているmore treesも関係している。当社の場合は既設の石油ストーブの補助的役割なのだが、まずは利用することに意義があると考えている。
ところで この試験栽培は、11月,12月にわたって開花させようと、園芸部の球根スタッフが冷凍球を9月に植え込んだ。今年で5年目となるこの栽培の目的は、①より詳細な栽培データを得ること、②近隣のお客様から写真ではなく、実物の花を見てもらうことである。
今回は新品種を含むオリエンタル系を中心に約150品種をそろえた。花色は赤系,白系,ピンク系,黄色系、これに花柄の変化が加わる。また 花の大きさも大輪から小輪まである。だから 先月中頃から今月前半まで、開花の盛りの時にはまさに百花繚乱であった。
もちろん清楚や可憐を感じさせるユリもあるが、迫力も覚える品種も少なくない最近のオリエンタル系ユリである。
花のタイプにかかわらず、ユリがあれば 日々好日、日々感謝。 (E.O)

