(248) 初雪

初雪とバッタ

 今月1日は予報の通り、初雪となった。写真は、玄関の石段脇に積もった雪に、何処からかさまよい出て来たバッタが、哀れ力尽きた姿だ。・・・と、それは冗談。実はイグサか何かでこしらえた細工物のバッタである。素朴だが味があり、よく出来ていた。先月、農場見学に訪れた方から頂いたものだ。

 初冬に雪が積もり始めると、正直 今でも迷惑な思いより楽しさを覚える。本来、雪はどこか心躍らせるものだと思う。とくに子供たちにとっては。突然、真っ白い非日常の世界が出現するんだもの。

 それが大人になると、多くの人は雪を厄介モノとして捉えるようになる。積雪は交通の障害となり、園芸屋にとっても施設の脅威となる。短時間で多く積もる雪や、低温で融けずに積もっていく雪は、ビニールハウスや温室を傷めたり潰すことがある。でも、雪は嫌いではない。また最近は、積雪のさまざまな利用を図る利雪という試みも出てきている。

 今年の初雪はいきなり降って来て、いきなり積もった。たいてい前もって、初雪の前にあられやみぞれが数回やって来て、それから雪に変わるものだ。しかし、今回は一気にやって来た。

 午前から降り始めて、数センチの積雪となった。タカをくくって、クルマで用事に出かけた。行きは何事も無かったが、 帰り道に左折をしようとハンドルを切った。すると、タイヤが滑り始めた。止まらない!「おおっ、やばっ!」1m近く流れたろうか。が、停止した。ちょっと恐怖を感じ、やむなく戻ってからタイヤ交換をした。

初雪を 受け止め それでも 日々好日、日々感謝。 (E.O)