(432) モンゴル日記(147)

【 結婚式② 】

モンゴル日記 モンゴル日記

  左の写真は正装した新郎・新婦である。二人は、コの字に並べられたテーブル正面ではなく、角の位置に座った。正面は、新婦の勤務先の店主つまりU氏夫妻と、異国の来賓つまり筆者の席になっていた。異国の来賓としては、少しとまどった。写真右端でちょっとだけ写っている顔はU氏である。

 テーブル上の飲食品で、丼のような器に注がれている白い液体は馬乳酒だ。これは発酵飲料で体に良いとされ、モンゴル独特のものである。特有の臭いはあるが、筆者はまったく問題ない。また、大きなボールに盛られた肉の塊は羊肉である。こちらの方は控えめに頂いた。

 一方 右の写真は、同じく正装をした新郎のご両親である。(逆光になった点は申し訳ない。)彼らは参列者の皆さんに飲食をすすめ回っていた。国を問わず、両親は客人に気をつかうもののようだ。

 ところで、服装について少し記す。新郎・新婦もご両親も、身につけているのはモンゴルの伝統的な正装だ。モンゴル正月はもちろん、ときどき祝い事などでも見かける服装である。どちらかというと派手な色彩で、帽子やベルトも必須らしい。「ハレ」の場をあらわす民族衣装と言っていいのだろう。

 また 新婦はその服装のうえに、ユニークな耳飾りだけは付けていた。けれど、清楚な雰囲気を漂わせていた。そして、筆者の酔いもまわってきた。

こうして披露宴は進んでいった。日々好日、日々感謝。 (K.M)