【 結婚式④ 】
新郎はもてなし上手なのだ。というか、なかなかサービス精神旺盛である。彼は新婦と共に、主賓のU氏から祝辞を受けたり、友人たちから花束が贈呈されたりした。そして、いわば型通りの儀式が終了した後だ。新郎はたちまち〝すすめニイチャン〟に変身してしまった!
彼は正装からラフな格好になり、テーブル全部をまわり始めた。そうして、その席の客人たちに盛んに酒をすすめ、お菓子をすすめた。もちろん筆者も注がれた。あのモンゴル・ウオッカを。
新郎は写真左のように、まず飲み物を注ぎまわった。この時はご覧のとおり、ウオッカだけを両手に携えていた。彼に限らず新郎の父上も、すすめるのは馬乳酒かウオッカである。ソフトドリンクなどは注いでくれない。
飲み物サービスが終わると、こんどは写真右のように菓子をすすめ出した。例の菓子のテンコ盛りをひょいと持ち上げ、「さァ どうぞ,どうぞ」とやる。筆者も義理でチョコレートをつまんだ。
この時はじめて、そのテンコ盛りの下の構造が見えた。今までそんな点には注意したことがない。なるほど,なるほど・・・下はこんな仕掛けになっているのか。簡単にいうと、洗面器か洗い桶のような容器を土台にして、その上にいろいろと積み上げてある。これなら土台がしっかりするし、持ち運びにはいいわけだ。
新郎が参列者にサービスをしてまわる姿を初めて見た。日々好日、日々感謝。 (K.M)

