(482) モンゴル日記(197)

【 エグ川めざして~ 4 】

 

  前号で書いたハラ川を過ぎて、一路 西に向かう。両側には草原だけではなく、畑も目に入ってきた。写真左は、何かの模様がつけられた草原ではない。長い直線状に畝がつくられた小麦畑なのだという。こうした風景は車窓からときどき見えてきた。

 北モンゴルの土地は肥沃なのか、根菜類の産地だと聞いたことがある。ニンジン,タマネギ,ジャガイモである。そして モンゴルの国産小麦の大半は、ここモンゴル北部で生産されるのだそうだ。政府の農業政策で、小麦の輸入を減らし国産化をすすめるという方針で、小麦生産には国の支援がなされているという。だから、現在では100%国産と言ってもよいほどになっているらしい。以上は、モンゴル側の参加メンバーの一人T氏から教えられた。何と,彼は経営コンサルタントなのだ。

 ところで、モンゴル北部は畑ばかりではない。草原も広がっている。だから やはり放牧も行われている。しかし、そこで群れをつくって草を食んでいるのは、羊と山羊が多かった。この辺りでは 牛馬はほんとうに少なく、その大集団には出会わなかった。

 写真右はその羊と山羊の群れだが、彼らは混在している。群れに一緒にいても、二者は喧嘩など起こさないようだ。だいたい筆者がちょっと見ても、どっちがどうか識別できなかった。

昼食をとる予定のエルデネトめざし、車は走り続けた。日々好日、日々感謝。 (K.M)