(561) モンゴル日記(276)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて24 】

北モンゴル最奥部を訪ねて24

北モンゴル最奥部を訪ねて24

 このあたりは水場の連続だった。短い区間で3ヶ所も横断を強いられた。そのなかでも上の写真のような場所は、横切るのにそれほど困難はなかった。

 しかし,下の写真の場合は甘くはなかった。これは沢や流れではなく、もはや川だった。水量も豊富で深さもあった。川幅も10メートル近くあり、流速もあった。だいいち前走のBa氏のランドクルーザーさえ、ストレートに渡りきれなかったのだ。川の途中で向きを変えること数回、苦労しながら渡った。

 ドライバーB氏は、その一部始終を目の前で見ていた。ここを渡らなければ先に進めない。それに後ろには2台いる。愛車Xトレイルを慎重に水に入れた。そして、川なかで進路変更を何度か試みながら進む。けれど、はた目にはモタモタという様子に映っただろう。事実、川の中ほどで動けなくなった。「おおっ」、とっさに筆者も脱出方法を考えた。下の写真はこの時に撮ったものだ。

 とその時、先に渡ってその様子を注視していたBa氏が大声を発した。運転席のB氏に向かって、両手を動かしながら何かを指示したようだった。・・・と、B氏がそれに従う操作をしたのか、Xトレイルは再び対岸に向かって徐々に動きだした。・・・脱出できた!!「ふーっ」。

振りかえると、ここが水の難所では2番目に大変だった。最大の難関はズーッと後に現れた。何とか渡渉、何とか乗り越え。 (K.M)