(68) ウチョウラン

ウチョウラン

 ウチョウランの花の形容は可憐,雅やか,優美・・・。何れでもよい。しばらく眺めていても飽きない。こんな可愛い花なのに色香を漂わせる。山草の女王と言う人もいる。

 残念ながら、今やウチョウランの野生種は絶滅の危機に瀕しているようだ。もともとは日本特産の野性ランなのに。(分布上は朝鮮半島にも存在するらしいが。)したがって、現在の流通品はほとんどが園芸栽培品である。

 ところで、マニアやプロの見方はよく分からないが、やはりウチョウランは花も素晴らしいが、葉も茎もほっそりしていて風情を感じさせる。草丈もせいぜい20cm前後だろう。こうした植物を観賞するというのは、矮小な植物,ちっちゃな美にも価値を見いだす、この国の伝統文化にもつながるのかも知れない。

 このウチョウランは、先月 親友のMさんから頂いた。かつては数十万円,百万円程になった品種もあったらしい。しかし、近年は実生による大量増殖が普及してきて、価格も特別なものではなくなっているらしい。一般的な山野草の少し高価格のもの、というような捉えられ方がなされているらしい。園芸花卉の大衆化という点では、良い傾向ではないだろうか。

 山草でもあれば 日々好日、日々感謝。 (E.O)

(※明日から1週間ほど遠くへ行って来ます。それで、その間 本ブログはお休みします。)