冬の早朝ウォーキングは雪やみぞれ、あるいは強風のなか決行する場合が多い。だから、防寒帽に首巻き、手袋そして雨具を身に付けて出る。けれど、20,30分歩かないと、なかなか体も温まってこない。
そうした完全武装をして自宅を出発し、田んぼ沿いの市道をしばらく歩く。やがて、並行して流れ信濃川に注ぐ2本の川にぶつかる。そこに架かる二つの小橋を渡り、堤防を進む。その堤防の先で折り返し、再び来た道を戻る。往復で40分から50分。車や人の往来はほとんどない。
冬の今頃なら、その2本の川のいずれでもコガモの群れを見ることができる。彼らがピッピッと鳴き声をあげながら、水面で休んでいる姿を目にすると、少し気持ちが温まる。ホッとする。商売は違うが、この寒いのに感心だ! このように週に4,5回は、歩きながら彼らを観察している。そして、気づいたことが一つある。それは彼らに近づいて行くと、手前岸にいたものは向こう岸や川下にスーッと遠ざかって行く。さらに最接近すると、ほぼ一斉に辺りのコガモは飛び立つ。だが、しばしば1羽2羽、逃げ出さないものもいる。へそ曲がりなのか、勇敢なのか、はたまた鈍感なのか。あるいは、アイツは危険人物ではない?!という学習の成果なのだろうか…。いずれにしても何故か親近感を抱いてしまう。
日々好日、日々感謝。 (E.O)
