(699) モンゴル日記(414)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて162 】

 (※連載を無断で中止して申し訳ありません。実はPCのトラブルと筆者のトラブルが重なってしまいました。筆者のトラブルというのは、ある場所で転倒してしまい、右膝にケガを負ってしまったことです。それでしばらく医者通いとなりました。PCの方は時間をかけて協力業者さんからご協力を頂き、何とか復旧しました。ですが、右ひざは・・・何ともなりませんでした!)

 写真上は,一見したところアブラナ科の植物かと思った。帰路前半の道沿いの所々で群生していた。しかし,花をよく見たらマメ科のよう。帰国後にO先生にお訊ねした。そうしたらマメ科は間違いないでしょうとのこと。何というか、このにぎやかな咲きっぷりに惹かれた。

 また写真下はルリタマアザミの仲間である。これまでにも紹介したかも知れない。こちらではときどき見かける花だ。開花直前の状態だった。しかし背丈はあり、この独特の姿なので目立つ。草原の斜面で小群落を形成していた。

 このルリタマアザミの仲間はキク科のエキノプス(Echinops)属とされている。日本におけるこのグループは九州に自生するヒゴタイくらいのものだろうか。

 モンゴルの奥地まで行ってもケガひとつしなかった。けれど,日本で雨降りの夜とはいえ駐車場のブロックにつまづき、あわや顔面負傷するところだった!ЁИГДЗ ?!

(この号以降も不規則公開になりますが、今月中にはこの北モンゴル・シリーズにケリをつける予定です。)