【中央県へ ①】
花屋のご主人Uさんから、一緒に中央県(トゥブ県)に行かないかと誘われた。そこはウランバートルの南側に位置する県だ。共通の親友Bさん(あるいはソヨーチ社のD社長かもしれない)が、筆者の気分転換を兼ねて、どこか“イナカ”に連れて行ってくれないかと、彼に頼んだらしい。
というのは、こちらで筆者が合弁会社のビジネスで苦戦しているから、ということらしかった。苦戦というのは、オランダからの輸入球根(チューリップ)がなかなか届かなかったのだ。航空貨物として載せる便が、二回も延期されたからだ。(結局 三回目にやっと到着したが、当初の予定日から11日も遅れた!)
その間、日がむだに過ぎていった。それに冷蔵をかけたとはいえ、球根の生理上のことが心配だった。ちゃんと咲いてくれるだろうか・・・。温度が極端に低い場所や逆に高い場所に置かれていたら・・・。この国では何でもアリ、と覚悟はしていたが、だいぶ悶々としていた頃だ。
けれど、それらのことは自分の手で何とかなる問題ではなかった。だから 筆者も割り切って、そのご好意に感謝し、お誘いに乗った。
写真左は、ウランバートルから中央県の県都に行く途中の雪原と丘陵である。ときどき放牧された家畜たちも見かけた。また 写真右はその県都=ゾーンモドの風景である。
ウランバートル以外の地に赴くのもいいものだった。 日々好日、日々感謝。 (K.M)

