写真はスズランスイセンの畑である。温室やビニールハウスが立ち並ぶなか、ここだけだった。ほぼ毎日通っている農道の傍らに、こうした花園があるとは最近まで気づかなかった。
球根養成用に植えてあるものだろうが、ちょうど白い清楚な花が開き始めたところだ。開いても直径1cmほどの小形の花だが、それが畑一面に撒かれたように咲いていた。こうなると、目を引く風景になる。
スズランスイセンの花は、ふつう6枚の花弁の先に緑の斑が入る。また、開いた花の中央部には黄色いしべが覗ける。可愛らしい花だが、名前の由来であるスズランの花と比べると、大きい。スズランの花の直径は、実際に測ってみると1cmには達しない。
ところで このスズランスイセンは、スノーフレークと呼ばれる方が一般的かも知れない。筆者はこれがスノーフレークと呼ばれた場合、スノードロップと混同することがある。それは花期も草姿も似ており、どちらも球根植物であること。また、この花の形が壷型であり、それ故ドロップを連想するからだろうか。あちらは同じヒガンバナ科であるが、ガランサス(Galanthus)属である。それに対して、スノーフレークは同じヒガンバナ科ではあるが、レウコユム(Leucojum)属である。
毎年、周りの除草と施肥を欠かさねば、何年も咲き続ける。とは言うものの、毎年この辺りの堤防の斜面では所々で咲き続けている。
「スノーフレーク 駆け抜けてゆく 女学生」 (澤中範子)
放っておいても毎年確実に咲く花があって 日々好日、日々感謝。 (E.O)
