(324) モンゴル日記(50)

モンゴル日記画像

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【常設植木市?】

 Bさんに連れられて、面白い場所に出かけた。そこは言うならば、“植木市”だった。市の中心部からはちょっと外れていたが、ある広場で開かれていた。そこは周囲より一段高くなっており、クルマは乗り入れられない。その広場の後ろの建物は、何やら政府関係の庁舎らしい(写真上の左奥の建物)。

 そこではビックリするほど様々な苗木や種子,球根類が販売されていた。苗木は写真のように、根を乾かさないように袋に入れたり、ビニールを巻き付けたりして外に並べられていた。果樹苗が多いように思えたが、ポプラの苗木らしきものもあった。一方、種子は一部は外に置かれていたが、多くは球根と同様に写真のような日よけ施設(構造的には日本のビニールハウスと同じ)の中で販売されていた。

 その日よけ施設の内部に入ってみた。うす暗い中に、いろいろなモノと売り手が並んでいた。種子類は野菜が多いようだったが、マリーゴールドなど一年草草花の種も見えた。それは袋の図柄で分かったのだが。また 球根類ではグラジオラスやダリアなどが並べられていたが、なぜかチューリップの球根もあった。なお、ここの種子は多くがロシア産らしい。

 一方 植物以外では、肥料や農業資材も少しだが並べられていた。本当はハウス内部も写真撮影をしたかったが、Bさんに制止された。何か、トラブルでも起きたらという配慮からだろう。こういった場合、彼は簡単に「まァ、いいでしょう」といった態度はとらない。そこがまた頼りになる。

こうした場所は勉強になって 日々好日、日々感謝。 (K.M)