(475) モンゴル日記(190)

【 イチゴ生産農場 】

 

 写真はバヤン・チャンドマン農場に行く途中、撮影したものだ。こんな施設はこれまで見たことがなかった。きっと最近 建設されたものだろう。同乗していた親友B氏にたずねた。物知りの彼が言うには、イチゴの生産農場だという。それも日本とモンゴルとの合弁事業なのだそうだ。

 そのイチゴ・ビジネスの話は、以前に日本で聞いてはいた。しかし こちらに滞在していても、その実体が見えてこなかった。けれど、こうして姿を現した事業のカタチを目にすると、興味が湧いてきた。

 実をいうと、イチゴ事業についてはこちらに通いはじめた頃、D社長との話し合いで何度か話題になったことがあった。結論的には、イチゴをやるには資金とノウハウがない。花ビジネスの方を優先させよう、ということになったが。

 さて このイチゴ・ビジネスの情報は、モンゴルではそれ以上は得られなかった。それで、帰国してから調べた。その結果、日本側の事業者は前橋市の会社だということが分かる。同社は首都圏に直営店を出すくらい力があり、2012年にモンゴルのBグループと合弁会社を設立したということだった。

 Bグループは、ウランバートルで食品スーパーを何店か経営している。その店頭には、多くはないが日本商品が置かれており、筆者もときどき利用する。

この合弁事業に比べると、フジガーデンはスモールビジネスだ。でも 日々好日、日々感謝。 (K.M)