(277) モンゴル日記(7)

モンゴル日記

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【冬のテレルジ⑦  熱唱カラオケ】

 まさかモンゴルで、それも大自然に囲まれた真冬のテレルジで、カラオケを歌おうとは思わなかった。たしかにウランバートルでは、あちこちにKARAOKEバーの看板を見かけるが。

 筆者は10年以上も前から、カラオケには行ったことがない。あの喧騒と義務的な気配りが嫌だからだ。けれど、その気持ちはモンゴルでは忘れることにした。クラブハウスのレストランで夕食を済ましたあと、みんなで地下にあるカラオケルームに下りた。

 そこで、まずモンゴル側から始まった。元SWAT隊員のJさん(写真上 左)の熱唱が皮切りとなった。そのうち、聞きおぼえのあるメロディを3人がハモリはじめた。「ええっ!」何とピンキラの「恋の季節」なのである。Bさんいわく「年齢にもよりますが、この曲は私たちの世代ならたいてい知ってますよ」。そして 彼らの歌は続いた。

 その後 Bさんから、厚い選曲ファイルを渡され、「シャチョーも歌ってください」。うーん、どうせ日本の曲があっても少ないだろう・・・ところが、モンゴル語,中国語,ハングルに混じって日本語の曲名が何百曲も載っているのだ。知っている曲や歌える曲もチラホラ。

 結局、筆者もチューリップからテレサテン、安全地帯、果てはサザンまで熱唱してしまった!それは、すばらしい外の環境、ビュンビュンまわってきたウオッカの勢い、それに良き友の存在がそうさせたのだと自分に言い聞かせている。

モンゴルの流行歌はメロディが美しいものが多くてビックリ。 日々好日、日々感謝。 (K.M)