(682) モンゴル日記(397)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて145 】

 上の写真は日本のギシギシの仲間だろうか?姿・形が似ている。花穂?が赤かったので興味を引かれた。この草原では所々に立ち上がっていて、草丈は1mに達するものもあったろうか。

 しかし現地では気づかなかったが、この写真を拡大してみると、茎の中ほど右端に少し白っぽい花穂のような部分を発見した。たぶんこれが本当の花なのだろう。それが時間がたって、赤く変化したと思われる。

 さて下の写真は、テント設営地の朝を遠望したものだ。南側の山麓から撮ったもので、草原と川辺の間に豆粒のようなものが並んで見える。それが筆者たちのクルマとテントである。6時頃の写真だ。

 夕べは皆が遅くまでやっていたようだ。延々と飲み続ける男性軍、切れ目なく喋りつづける女性軍・・・それに絶えない笑い声。それでも筆者はいちばん早く眠ったようだ。

 この日の朝は5時に起床、うす曇り。山麓を中心に、周辺からは何種類もの鳥の声がにぎやかに聞こえてきた。もちろん誰も起きていない。いつものように”朝の用務”を草むらで終え、川で顔を洗う。清冽な水が気持ちよかった。そして,この日は朝の体操もやることができた。この日は奇数日だったので、「みんなの体操」と「ラジオ体操第一」。北モンゴルに来てからやれなかった日もあったが、今朝は爽やかな空気の中で「1,2,3,4・・・」と始めた。

 日々元気、日々爽快。 (K.M)