(470) モンゴル日記(185)

【 店頭の百均商品 】

 

 最近、親友のB氏が話してくれた。「ウランバートルでもダイソーのようなお店ができましたよ」。「本当?」「見に行きますか、シャチョー?」「ぜひ見てみたいですね」。

 ということで、街の中心部にある件の店へ見学に。写真左はその入り口付近のようす。また店内には、カメラを目立たないようにして持ち込んだ。最近はウランバートルの店舗でも、撮影はNO!という所も増えてきた。それで右の写真は失礼ながら、見つからないように店内風景をすばやく撮ったものだ。よく観察すると、あちこちに日本語の文字が確認できる。

 店内に並べられた商品は、たしかに大半が日本製である。それらの価格は日本円でいうと、1個200円から300円くらい。これらは日本では100円均一商品だろう。たまに400円前後の値札がついたものも見える。

 商品を見てまわって、店を出てからB氏に聞いた。「日本の100円ショップが、出資などで関わっているんでしょうかね?」「いや,そこまで仕組みができていないと思います。それより、日本でこれらを大量に買い付ける業者がいて、ひょっとしたらモンゴル人かも知れませんが、それをモンゴルに輸出して、その品物をこうした店が仕入れているんじゃないでしょうか。まだ、日本のような流通のしくみはできていないのでは・・・」。

実際の流通システムはどうなっているんだろう? 日々好日、日々感謝。 (K.M)