(328) モンゴル日記(54)

モンゴル日記画像

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【ホテルからの眺め】

 写真は定宿パレスホテルから眺めた朝の風景である。ただ今回は、ホテルの西南の方向からなのだ。 ここにはもう10回以上は宿泊しているが、この西南の角の部屋は初めてだった。それで、他の部屋では目にしないような風景を見ることができた。人々の生活の一端をかいま見たのだ。

 写真下はホテル西側の風景である。アパートが立ち並び、その谷間に車が所狭しと止まっている。今やアパートの住人の多くが、車を所有している。が、その駐車場所を確保するのが大変なのだ。既存の大半のアパートには、駐車スペースというものが設けられていない。日本のように白線が引かれ、その場所と止める車が決まっているなどということはないらしい。周囲で空きスペースがあれば、そこに駐車する。だから、日によって駐車場所が違うことはよくある。親友Bさんもたびたび、それで苦労しているようだ。

 ところで写真上は、部屋の窓からウランバートルの西南方面を望んだものだ。朝の6時ちょっと前で、この日も快晴。いつも持参する温度計を窓の外に置いたら、針は14℃を示し、日中でも30℃を超えることはなかった。また 湿度は40%どまり。

  来る前、友人から冷やかされた。「おっ、避暑に行くな」。夏は猛暑で蒸し暑い日本に比べると、たしかに快適と言える。だ から、この国の観光シーズンでもある。その結果、この時期には飛行機は混み、ホテルもふさがることが多い。そして料金は上がる。

美人秘書を連れて避暑に行きたい!オヤジ願望も言えて 日々好日、日々感謝。 (K.M)