(415) モンゴル日記(130)

モンゴル日記 モンゴル日記

【日本語の入った中古車 】

 写真はいずれも日本から輸入された中古車で、ウランバートル市内を走っている。ハバロフスクなどでも、こうした自動車は時々目にした。また、かつての中国でもこんなクルマが走っていたと記憶する。

 日本語で社名や商品が書かれ、それが消されていない。街なかでこうしたクルマに遭遇すると、思わず「おおっ」と、その車体に注目してしまう。

 ちょっと興味を覚えたので、クルマに記された社名をインターネットで検索してみる。1社は探せたが、もう1社は出て来なかった。何か事情があったのだろう。今の時代、当社でさえホームページは開設している。だから、その企業の運命に関して、何やらさみしい想像をしてしまう。

 今年に入って、日本からの中古車で変わったクルマを目にした。それは、たしか川崎市の名前が入ったゴミ収集車だった。「へーッ」、どんな経緯でウランバートルまで送られて来たんだろう。

 ところで 新潟港からも毎月、モンゴル向けに日本の中古車が送られている。ただし今年に入ってからは、モンゴルの不景気もあって減っているらしいが。

 実はわがフジガーデンも、9月に中古のライトバンを買った。そして、それを新潟東港からモンゴル向けに積み込んだ。まもなくウランバートルに到着するだろう。今まで会社の車が無かったから、待望の〝足〟なのだ。

やっと温室・売り場・クルマがそろう!日々好日、日々感謝。 (K.M)