(281) インチョン日記(2)

インチョン日記(2)

インチョン日記(2)

【臨時宿泊は高級ホテル】

 二晩つづけてベンチ寝は耐えらえない!運行休止が分かった時点で、KALのカウンターへ急ぎ、日本語の話せる係員とやり合った。「なぜ突然の休止なんだ?」「明日まで待つなら、今晩泊まるところがない。近くのKAL系のホテルでも心配してくれ」。その結果、ホテルなら宿泊できる所があるという話になった。

 そして、とにかく空港1階にあるKALの案内所に行けば、受け付けてくれるということだった。一応ホッとはしたが、そこから先も大変だった。空港内のあちこちを行ったり来たりしたが、1階に下りられないのだ!考えた挙句、トランジット客の手荷物検査所に行って、日本語の分かる人を探し出し、その人に聞こうと思った。幸い、そうした女性がいて、親切に順路などを教えてくれた。

 けれど、そのホテルはインチョン中心部にあり、いったん入国手続きをしなければならない。だから、パスポートコントロールを通ってくれ、という話だった。さっそくそこへ向かったが、たくさんの到着客で大混雑なのだ。

 そこを何とか通過し、1階に下りてKALのカウンターも発見した。その前で旗を持ち、日本語を話す関係者が待っていてくれた。「バスが来ますから、ここでしばらくお待ちください」という説明を聞いたら、やっと安心できた。

 空港から30,40分ほどバスに揺られ、着いた先はソンド・パーク・ホテル。どうも安ホテルではなさそうだった。ラッキー☆☆☆☆

写真上・下とも、ホテル近くで建設中の開発特区のようす。

その晩はまともに眠れた!日々好日、日々感謝。 (K.M)