(296) NHKラジオ

NHKラジオ

 今回の話題は久々に日本の話題だが、この号が公開される頃はまたモンゴルに行っているはずだ。

 さて写真は、筆者のクルマについているカーナビやラジオなどの操作パネルだ。ふつう車に乗っている時間は、一日数十分から1,2時間に及ぶ。それで、CDなどもかけるが、ついつい聴いてしまうラジオ番組がある。その一つが、NHK第一の土曜午後に放送される『ぼやき川柳』である。

 毎週ちゃんと聴いているわけではないが、運転していて時間帯が合う場合は、チャンネンルを合わせてしまう。そして 思わず、クスッと来ることもあるし、ゲラゲラ笑い出したりすることもある。時には、深く考えさせられたり、しみじみ感じさせる句もある。

 「すきま風 孫が時々 埋めに来る」なるほど、そういうもんかねェ、近くに孫はいないけど。「貧乏が 団体で来る 年の暮れ」金がなくても、カラッとしていて気持ちがいいくらいだ。「もう少し 美人だったら 他人(ひと)の妻」そうかもしれんかったなァ。

 「この先も 死ぬまで朝の ゴミを出す」わかる、わかる、筆者もいつの間にか担当になっている、もう30年以上は続けているよなァ。ちょっと考えると、笑えない次のような秀作もある。「我が家では 突っ込みおらず ボケ二人」

 昨年だと思うが、選にはもれたが、忘れられない面白い作品があった。「馬が合い 一緒になったら 牛だった」これには、車の中で笑い転げてしまった。

 また、こういうモンゴルがらみの句もあった。「モンゴルへ 移転させたい 国技館」

日々ぼやき、日々笑い。 (K.M)