(404) モンゴル日記(119)

 

【北京だより ⑦】

 ここは1日目に昼食をとった場所である。現地ではガーデン・レストランと言われていたが、近ごろ北京で流行っているらしい。植物園のような大温室のなかにレストランがある、という感覚だ。

 写真左はその一般席のようすである。訪れたのは月曜日の12時過ぎ。だから お客の入りもこんなものかも知れない。筆者たちは4人でここを訪れた。つまりパートナーのソヨーチ社D社長,フジガーデン社員のT嬢,筆者そして中国人のDさんである。案内はDさんにお任せなのだ。

 彼は長く北京に住んではいるが、内蒙古自治区出身のモンゴル民族である。したがって 中国語・モンゴル語の両方を話す。だから D社長にとってもT嬢にとっても重宝な人物なのだ。D社長との付き合いはもう10年以上に及ぶという。D社長は月に1回は中国を訪れるようだが、その際いつも彼が対応をしてくれるらしい。だから、今回の筆者たちが加わった北京滞在でも、空港への送迎から市内移動の大半までやってくれた。

 ところで 写真右の男の子はウェイターである。筆者は初めて目にしたが、ローラースケートをはいて店内を行ったり来たり・・・。料理の乗ったトレイも片手にのせて、巧みに動きまわる。そして、お客のテーブルにちゃんと届ける。みな若い男の子たちだが、それが実にうまいのだ。

このレストランで食べた料理は美味だった。さすが中国!日々美食、日々満腹。 (K.M)