(641) モンゴル日記(356)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて104 】

北モンゴル最奥部を訪ねて104

 この日,11時過ぎから前述した乗馬がスタート。そして帰還は15時ころ。緊張つづきで、尻の痛みも発生したが、無事に戻ってこれた。それですぐ,皆で遅い昼食となった。さっそく,飲んだり食ったり喋ったりが始まる。そこにはもちろん乗馬の若者たちも加わる。賑やかになった。だけど,筆者は胃袋に入れるものを入れたら、別作業を開始した。洗濯である。

 缶ビール片手に、共用スペースにある洗濯機の前にいく。もうだいぶ洗濯物が溜まっていた。洗剤は前もってB氏からもらっていたし、洗濯機は本体だけだったので何とか操作はできた。ここでは絞る装置とか乾燥機はいらない。とにかく洗った後、数時間も外に置いておけば乾く。

 こうした洗濯や部屋での書類整理にケリを付けてから、散歩に出る。そして,シシケッド川の岸辺でこのトンボ?を発見した。薄青い体に黒の横じまが入り、なかなか美しい。しかしひょっとしたら,これはウスバカゲロウの仲間かも知れない。

 そのうち盛り上がっている向こうの宴から、「シャチョー,川に落ちないでね」。日本語だから、B氏だろう。

 さて下の写真である。これも散歩のときに草原で見つけた。例の飛行バッタの仲間だ。体色は地味だが独特で、コイツはちょっと体が大きかった。少し酔っていたので、近づいて押さえようと試みたら案の定飛び去った。

 日々のん兵衛、たまに洗濯人。 (K.M)