(159) チューリップ試験栽培①

チューリップ試験栽培

チューリップ試験栽培

 今年も当社の中山農場(新潟市南区)の東温室で、チューリップの試験栽培を実施している。露地植えチューリップより、約2ヶ月半ほど早い開花設定にした。写真上は満開品種が多くなってきた2月下旬の栽培エリアの全景だ。

 今回も可能な限り新品種を、それも早咲きから遅咲きまで揃えた。お蔭様で、開花ピークには昨年より多い来場者・見学者があった。近隣のお客様から県外のお取引先、時には韓国からの来訪者も姿を見せた。 

 今年は冷蔵から植付け・管理、時にはご来場者の応対まで球根担当の若手社員たちが担ってくれた。今回は上の写真の左上に見えるように、お客様用に白い簡易テーブルとイスも置いた。

 昨年の試験栽培については、当ブログ(15)号でも紹介している。その昨年と同様、今年もオランダ側4社から積極的な協力を頂いた。そして、植え込んだ品種数は昨年より多い120品種である。

 植栽方法は、1m×1.2m×0.1mの木枠プランターに調整ピートモスを主体に敷き込み、そこに球根を植え付けた。そのプランターを4ブロックに分け、4品種づつ入れた。その様子が下の写真である。また同じ品種でも、早植えグループと遅植えグループに分けた。

 早咲き品種では、1月末から開花を始めたものがあった。また晩生品種の遅植えグループは、今でも花が持っている。だから全体で約50日間にわたって、何かしらの花が咲いていた。(なお、詳細については当社HPで。)

 今朝は戻り雪で、辺りは真っ白だ。

チューリップが咲くとやっぱり心が和み 日々好日、日々感謝。 (E.O)