(573) モンゴル日記(288)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて36 】

北モンゴル最奥部を訪ねて36

北モンゴル最奥部を訪ねて36

 引き続き ”13のオボー”について書く。上の写真は左側に並んだ6つのオボーの手前,森の縁に立っていた看板だ。大きな文字はみなモンゴル語で、よう分からん。しかし,メイン看板の左に丸い札が吊り下げられていた。(上の写真)

 そこには”MONGOLIA NATIONAL PROTECTED AREA”と記されていた。ここからは国の保護区域なのである。この森から特別エリアになっているようだ。

 下の写真は親友でありドライバーでもあるB氏とのツーショット。筆者が小柄なので、まるで子供のように見える。彼は身長190㎝,体重90kgの巨漢。だから,こんな図になる。背後の7つのオボーにも負けていない。いや,彼は14番目のオボーと言ってもいいほどだ。

 前号でも書いたが、モンゴルにも十二支が根づいていることは知らなかった。何の影響なのだろう。やはり、歴史あるお隣の大国から伝わって来たのだろうか?

 ところで,B氏が「シャチョーはなに年ですか?」と聞くので、素直に「ヘビ年ですよ」と答えた。けれど「あっそうですか」・・・と,それっきり。「ヘビ年の人はお金がたまると言われてますよ,モンゴルでも」とかなんとか,気の利いた事でも言ってくれるのかと期待したのだが。

ヘビ年だけど、大金はもちろん,中金にも縁がない。でも,あまり困らずに暮らして来れた。日々小金、日々感謝。 (K.M)