(627) モンゴル日記(342)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて90 】

北モンゴル最奥部を訪ねて90

北モンゴル最奥部を訪ねて90

 写真の上・下は、引きつづき”環ポリおじさん”持参の啓蒙グッズだ。これらのパネルは生態系や食物連鎖などを説明しているようだった。

 ご覧のように写真上のパネルは昆虫類か?その種類や棲息場所が示されているのだろう。が,それ以上はよく分からない。一方,下の写真はまだ分かりやすい。この辺りに棲息する魚類とそのエサらしきものが描かれている。魚は11種が示されていたが、もちろん全て淡水魚なのだろう。左側の下から4番目がタイメンだろうか?絵の下にはTynと書かれていることだし。

 また右下の方にはドジョウ類も見える。こんな寒冷の地にも彼らいるんですねェ。また下の図は彼らの棲息場所だろうか。こうやって推測しながらでもパネルを開いていくと、なかなか興味が尽きない。

 その間,料金の徴収も終えた”環ポリおじさん”は、盛んに何やら皆に向かって話をしていた。おそらくこの地域の生態系などの話なのだろう。けれど,親友B氏はいちいち日本語訳はしてくれない。彼は、何となくこうした話はうっとうしいと感じているのか、頼まないと訳してくれなかった。それも日本語に訳してくれても、簡略な説明しかなかった。

 ところでその親友B氏、国費留学生として旧ソ連で学んだ経歴を持つ。そうした事もあって,彼はロシア語,英語,日本語を話す。なかなかのインテリなのだ。

日々勉強、日々問題意識。 (K.M)