(633) モンゴル日記(348)

【 北モンゴル最奥部を訪ねて96 】

 北モンゴル最奥部を訪ねて96

 北モンゴル最奥部を訪ねて96

 まず上の写真。空は快晴ではなかったが、山々は美しかった。国境沿いに連なる例の山並みである。正面から見ていると,あまり分からなかったが、右側(北側)にも峰々を引き連れている。手前の低い山々,そして奥の連山・・・三列,四列に山並みが重なり、奥行きを感じさせる。この撮影場所はツーリストキャンプから西に進んだ所だ。

 右側のオレンジ色の屋根を含む住居群が、筆者たちが最初に泊まったツーリストキャンプなのだ。夜中に到着しながら、結局一泊だけしかしなかったところだ。まァそれについてはB氏がお詫びを兼ねて、滞在中に伺ったようだが。やはり筆者が知らない事情もあったようだ。ご主人が病気持ちらしいということも、あとで聞いた。

 ところで,下の写真である。この奥地にやって来た別グループの人々が去って行く様子である。土ぼこりをあげながら、5,6台が通り過ぎて行った。最初はビックリした、こんな奥までやって来る人々が他にもいることに。彼らはオフロード車を駆って、わざわざ悪路を通るらしい。何やら冒険スポーツみたいなのだ。B氏の話によると、こうしたグループは同じ車種の者どうしがやることが多いという。そう言われれば、このグループも日本車と思われる同じ車種だったように見えた。

 結局,こうしたグループ3組が筆者たちのキャンプ前を疾駆していった。日々ビックリ、日々たまげ。 (K.M)